吉田水子企画のなりたち

吉田水子企画・代表の吉田水子(よしだみなこ)は、コントラバス奏者として、
オーケストラ、タンゴ、等幅広いジャンルで演奏活動をするほか、
1989年より「ロバの音楽座」に参加し、
長く子どもに音楽を届ける舞台の活動を続けてきましたが、
その一方、ストーリー仕立ての音楽作品を
個人でプロデュース(企画・構成・演出・出演)してきました。

 

1990年代には

『アベラールとエロイーズ』、『ソングライン』(構成/作曲・熊田洋)

『人魚姫』(於:神奈川県立音楽堂)、
2010年~11年には、ダンスを盛り込んだ
『タンゴの歴史』2010.(於:大阪阿倍野)、2011.(於:モリエール)

等のストーリー仕立てのコンサートを開催(企画・構成・演出・出演)、
2010年には
“親子で聴けるミニコンサート『ヴィオリーナとヴィオロッテの音楽会』(3歳以上対象)"
を主催上演しています。

 

 

『吉田水子企画』の名称は、2015年6月、
“バンドネオンを移民の青年に見立てた主人公の成長物語を、詩の朗読と演奏で構成したコンサート

『ACCORD(アコール)』(於:和光大学ポプリホール鶴川)

を主催(企画・構成・出演)した際より使用しています。

 

当初は、若手音楽家の育成と、多ジャンルの音楽の普及を目的として、
吉田が心に留めた今日的なテーマを
ストーリー仕立てに構成したコンサートを企画しており、
同年9月には、
タンゴ創生期をテーマに、タンゴやバンドネオンの歴史の解説と楽器体験を交え、
古典の曲を中心に、現代曲も盛り込み、さらにダンスも折り込んだ

『What'sタンゴ?』(於:和光大学ポプリホール鶴川・多目的室)

を上演。


2016年7月には

『タンゴの歴史』を再構成した大型作品『輪廻転生』(於:かなっくホール)を上演し、
好評を頂きました。

 

 

一方、「ロバの音楽座」での経験と、
病院で、院内学級の子どもたちとお母さんを対象にしたコンサートを行った経験から、
いつか、子どもとお母さんお父さんを対象にした音楽作品を作りたいという想いを温めており、
子どものための舞台音楽を多く手がけ、音楽を中心に児童演劇の舞台に関わってきた
作曲家であり、音楽&演劇パフォーマーである金子忍の参加と、
若手脚本家集団『戯曲本舗』との出会いを期に
2016年、“おんがくおしばい『おじゃま猫とたまご』”の制作を開始。

2017年1月に、『うたごえ喫茶ともしび』にて抜粋版を上演して好評をいただき、
6月には千葉県成田市文化芸術センタースカイタウンホール主催公演として上演、

好評をいただきました。

2018年度子ども劇場おやこ劇場例会企画『おじゃま猫とたまご』を提出し、
そのほか、全国のホールや、子どもセンター(児童館)、幼稚園・保育園・幼児園・こども園、
老人ホーム、小学校、養護施設、舞台芸術フェスティバルなどで上演しています。

 


また、2018年には
“おんがくおしばい『おじゃま猫とたまご』”のエピソードゼロ(前日譚)である
“おんがくおしばい『おじゃま猫と小さなともだち』”を初演。

2020年10月以降に、そのさらに前の物語

“おんがくおしばい『おじゃま猫とふたりの楽士を初演予定。