小会場向けミニおんがくおしばい

 全国の幼稚園、保育園、小学校、学童保育、病院、老人ホームなど小さな会場で、年間を通して訪問公演の可能な作品です。

 

30人くらいまでのお客様の場合は、小さな音の楽器を拾う小規模な音響装置だけ用いた形で、
30人以上の場合(目安=状況によりますが)は、マイクや小型の音響機器を用いた形でご覧いただきます。

会場備え付けのマイクがある場合、2本お借りできればお借りします。(なければ、持ち込み可能)

 

【上演場所の条件等】実務資料のページ

 

ニャーゴと華奢猫楽士のちいさな音楽会

世界中の素敵な音楽を集める旅をしている、

おじゃま猫のニャーゴと華奢猫楽士は、

旅の途中で拾った“たまご”に命を吹き込んでもらうために

コウノトリさんと会う約束をしますが、

なんと、約束の日は明日!

しかも、場所もここじゃないかも??

でも、せっかくここで会えたお客様に

二人が旅の途中で出会った素敵な音楽たちを

旅(曲に出会った場所)や曲のエピソードをお話ししながら

演奏することに・・・。

 『おじゃま猫』シリーズで好評をいただいている"おんがくおしばい"の登場人物“ニャーゴ”と“華奢猫楽士”が、素敵な音楽を探す旅をする中で出会った、世界中の音楽を演奏するお芝居仕立てのコンサートです。

『おじゃま猫』シリーズのプレストーリーになっており、

『おじゃま猫』シリーズのワンシーンと挿入曲も演奏します。

 

曲は、童謡・愛唱歌など、今では歌われることが少なくなったけれど子どもたちに歌い継いでほしい歌創作童謡、子どもたちへの願いを歌ったオリジナル曲、『おじゃま猫』シリーズの中の歌、クラシックの名曲やフォルクローレのコントラバスソロ演奏などを、季節や地域、対象年令等に合わせて選曲します。

 

上演時間約30~40分。(ご要望に合わせて曲の増減・選曲も可能)

屋外公演も可能です。(弦楽器保護のため、直射日光の当たる場所や、砂埃の立つ場所などでは不可)

 

2部構成にして、1部はスタンダードなコンサート(『めぐるいのちのコンサート』等)2部はお芝居仕立ての『ニャーゴと華奢猫楽士のちいさな音楽会』というバリエーションプログラムも可能です。

 

これまで、

町田市子どもセンターまあち☆さん

東京都稲城市の保育園2園等で

「参加・体験・感動!ふれあいこどもまつり」(主催・ふれあいこどもまつり実行委員会/東京都/公益財団法人 東京都歴史文化財団)のアウトリーチ公演として上演させていただいただいたほか、

相模原おやこ劇場さん(神奈川県相模原市=野外コンサートとして)

岩手県公会堂(岩手県盛岡市=主催・工房夢繭*花さん)

旧田中家別邸(鹿児島県霧島市=主催・福山児童クラブさん)

等でも上演しています。

 

宙の音書館(そらのとしょかん)

コントラバスとギターを中心に
生演奏しながら歌い演じる、
ミニ“おんがくおしばい”コンサート

『宙の音書館』チラシ画像
チラシは2019年版のもので、ミニおんがくおしばいのレパートリーは変更しています。
宙の音書館チラシ裏面
チラシは2019年版のもので、ミニおんがくおしばいのレパートリーが変更しています。

2018年~)

コントラバスとギターを中心に、
生演奏しながら歌い演じる
“ミニおんがくおしばい”(20分程度)と
コンサート(20分程度)を組み合わせた、
上演時間約40分の小会場向けのプログラムです。

 

 
ミニおんがくおしばいは、お話のジャンル毎にいくつかの書棚を用意しており、
2021年度は、
『世界の名作童話』『猫にまつわる物語』
の二つの書棚を開架しています。
 
『世界の名作童話』の書棚の“ミニおんがくおしばい”は

『幸せの王子』(ワイルド・作)を、原作から(なるべく原語の原典を参考に)オリジナル脚色し、すべて生音による効果音と、オリジナルの詞と曲による歌を入れて20分程度にまとめています。

 

 
『猫にまつわる物語』の書棚の“ミニおんがくおしばい”は

吉田水子・作のオリジナル童話『猫のシビル』

 

【『猫のシビル』あらすじ】

 野良猫のグリが、病弱な少女に拾われ、

 「猫になりたい」という少女の夢を叶えるために、

 不思議な鳥たちに連れられて、

 フクロウ、長寿の木、ライオンなどを訪ねて

 「猫になる」方法を教えてもらいますが、

 ある晩、急に少女の様子が・・・!?

 

人形作家日野まきさん作の平面人形と、

河野広明さん作の背景画を使ったペープサート風語り劇です。

音楽(BGM)は、北九州を中心に活躍されているアコーディオン&ギターユニットwind rumor(ウインドルモア)さん。

通常は、挿入歌(金子忍・作曲)は生演奏=アカペラ=でBGMは録音ですが、

条件が許せば、wind rumorさんの生演奏(BGMと歌伴奏)での公演も可能です。

 

また、宮沢賢治作品を扱った『宮沢賢治』の書棚も、(最初のミニおんがくおしばい作品は『おきな草』を、2022年度を目標に)制作予定です。

 

コンサートの部分は、

それぞれの書棚のテーマに合わせて、

童謡・愛唱歌など、今では歌われることが少なくなったけれど子どもたちに歌い継いでほしい歌創作童謡

子どもたちへの願いを歌ったオリジナル曲

『おじゃま猫』シリーズの中の歌

クラシックの名曲フォルクローレのコントラバスソロ演奏

など、季節や地域、対象年令等に合わせて選曲します。
(ご要望に合わせた選曲も可能です~)

 

また、

ニャーゴと華奢猫楽士に扮したお芝居仕立てのコンサート「ニャーゴと華奢猫楽士の小さな音楽会」と「ミニおんがくおしばい」を組み合わせた

『ニャーゴと華奢猫楽士の お話の旅、歌の旅』

というバージョンもあります。

これまで、

うたごえ喫茶ともしび新宿店さん(東京都新宿区)、

聖母幼稚園さん(広島市)、

洗心保育園さん(北九州市小倉南区)、

白野江市民センターさん(北九州市門司区)、

青空保育たけのこさん(山形県米沢市=本部は福島県福島市)

 等で上演させていただいています。

 

 

【ご覧いただいた方の感想】

 軽快なリズムに乗った猫たちの楽しい会話とお話の展開にドキドキしながら、子どもたちは夢中で聴き入っていました。
 『みんなのいのち』という歌に
    わたしには
    お父さんお母さん
    おじいちゃんおばあちゃん
    みんなのいのちが
    つまってる
 という内容の歌詞がありました。
 誰もが持っている大切ないのちについて、いのちのつながりについて、子どもたちにとくに伝えたかったメッセージだと思いました。きっと歌に込められたいのちの大切さやいのちのつながりに子どもたちも気づいてくれたと思います。
 ホールに響くコントラバスとギターの音色、そして吉田さんと金子さんの優しい歌声が子どもたちの心を和ませ、大人たちも癒やされました。
 音楽が地域の方をつなぐ架け橋になってくれたと思います。
 最後に歌われた「おじゃまねこのテーマ」がまだ聞こえてきていますよ~♪♪♪次回はみんなで歌えそうです!     

                         (北九州市立白野江市民センター・館長さま)
                                                     
作品(「幸せの王子」)を観た後の、幼稚園の先生と園児さんとの会話
先生「○○くん、大きくなったら何になりたいの?」
○○「うん、……ツバメ、かな。」
                                             (広島市の幼稚園での公演より)